2022年1月7日金曜日

那覇の泊港と306カブリオレ

 

那覇・泊港は離島間フェリーがたくさん接岸しています。

ホテルの窓を開けると

泊港や那覇新港の船の汽笛が聞こえてきます。

よく聞くと、大型貨物船にも澄んだ電子音の汽笛や、懐かしい空気圧?の汽笛があって、

例えば海上濃霧の中、どちらの汽笛が頼もしいのか?とか想像しました。


貨物の積み下ろしが頻繁な那覇新港とは異なり、

旅客扱いが主な泊港。

夜中に行けば荷役のじゃまにはならないし、全部の船が接岸してる。

観察がおもしろいのです。

写真を撮ったフェリー琉球は、那覇ー久米島を結ぶ比較的新しい船。

この船に306カブリオレを乗せて、

いつか久米島にも行ってみたい。




Peugeot 306cabriolet  okinawa japan 2022


久しぶりの306カブリオレは、東京の原工房さんで整備に入っているのを見たことがある、驚くほど傷ひとつないオリジナルコンディションの306カブリオレとは違う。

車体もホイールも至るところに細かい傷跡、経年劣化の塗装、強い太陽で焼けて色があせた幌・・・。なのにおそろしく格好良い。品の良さがとにかく際立ちます。

たぶん沖縄で唯一残る306カブリオレでしょうし、Peugeot最後の幌車になるのかもしれません。

プジョー沖縄・丸貴さんが何度も何度も整備して、今では何不自由なく動いているどころか、中低速が速くて味わい深い個体です。

刑事コロンボが、くたびれた403カブリオレ(愛車)を「直す気もないが、売る気もない」と言った悟りの境地には至らないですが、観光でレンタカーを運転している人が見て、「沖縄で古くてかっこいいプジョーを見た」と思われたら嬉しいです。






4ヶ月ぶりの306カブリオレ、すてきです

 お正月明けに那覇空港で対面。

4ヶ月ぶり。

うわ、かっこいいです。

peugeot 306 cabriolet okinawa japan


久しぶりに運転すると油圧パワステ重たく感じます、でもすぐに良さだけになる。
ダイレクト感がすごく貴重かつやっぱり大好き。
そしてこれって猫足としか思えない、穏やかで優しい乗り心地。
視界と見切りの良さ、中低速が力強くて速いエンジンの良さ。
手動変速なしのAT・初期のAL4、キライじゃない。
やっぱりスタイルの良さ。幌屋根の渋さ。
いいクルマだなあ。


peugeot 306 cabriolet okinawa japan


半年以上会っていないプジョー沖縄・丸貴のA垣さんへ
久しぶりに挨拶しにゆく。
ちょっと後だとコロナで不要不急の対面が厳しくなりそうです。



プジョー沖縄・丸貴さんは国道58号線に面しています。
私の沖縄の聖地。
挨拶しに行ったら
マリリンも306カブリオレも直してくれた、メカニックのn村さんが、
「カブリオレの整備任せてくれオーラ」で光っていました。
306愛されてるなあ。


peugeot 306 cabriolet okinawa japan

プジョー沖縄・丸貴さんのおもしろいエリアといえばここ、

「特選中古車展示場」です。

大好きすぎて常に気になります。きれいな207CCも販売されていますね。

A垣さんからぼそっと

「あのカニの写真ですが・・・・・気になります。なんですかアレ?」

と質問をいただきました。

カニ写真とは、毛ガニのポラロイド写真で、

306カブリオレのコンソールに置いてあります。

富と繁栄の象徴の、秘密のカニです。実際に効能があります。


先月ワイパーモーターの修理のときに、

車内で見つけたそうです。


「いる?」

「いる」


ということで、306カブリオレに置いていたカニ写真は

A垣さんへ。なんかうれしいです。


プジョー沖縄・丸貴さんが

美しく繁盛発展しますように。

会社のみんなが仲良く楽しく、

健康で無事故でありますように。

メカニックの人たちが感電しませんように。

心から願っています。