那覇・泊港は離島間フェリーがたくさん接岸しています。
ホテルの窓を開けると
泊港や那覇新港の船の汽笛が聞こえてきます。
よく聞くと、大型貨物船にも澄んだ電子音の汽笛や、懐かしい空気圧?の汽笛があって、
例えば海上濃霧の中、どちらの汽笛が頼もしいのか?とか想像しました。
貨物の積み下ろしが頻繁な那覇新港とは異なり、
旅客扱いが主な泊港。
夜中に行けば荷役のじゃまにはならないし、全部の船が接岸してる。
観察がおもしろいのです。
写真を撮ったフェリー琉球は、那覇ー久米島を結ぶ比較的新しい船。
この船に306カブリオレを乗せて、
いつか久米島にも行ってみたい。
Peugeot 306cabriolet okinawa japan 2022 |
久しぶりの306カブリオレは、東京の原工房さんで整備に入っているのを見たことがある、驚くほど傷ひとつないオリジナルコンディションの306カブリオレとは違う。
車体もホイールも至るところに細かい傷跡、経年劣化の塗装、強い太陽で焼けて色があせた幌・・・。なのにおそろしく格好良い。品の良さがとにかく際立ちます。
たぶん沖縄で唯一残る306カブリオレでしょうし、Peugeot最後の幌車になるのかもしれません。
プジョー沖縄・丸貴さんが何度も何度も整備して、今では何不自由なく動いているどころか、中低速が速くて味わい深い個体です。
刑事コロンボが、くたびれた403カブリオレ(愛車)を「直す気もないが、売る気もない」と言った悟りの境地には至らないですが、観光でレンタカーを運転している人が見て、「沖縄で古くてかっこいいプジョーを見た」と思われたら嬉しいです。